観終わった後この映画をどう解釈すればよいか悩んでいたところ、昭和時代の学生運動や左翼運動の隠喩という説を読んで、なるほどと思った。監督の高畑勲の真意は知らないが。
面白い場面は多かったけど、全体として面白かったというとどうかなぁ。いずれにせよこの内容で2時間は長いよ。90分くらいにまとめられなかっただろうか。
さて、こんなに苦労(?)してつくった多摩ニュータウンなのに、今では高齢化で悩んでいるそうな。タヌキの祟りではないと信じたい。多摩ニュータウンの住民が観たら、あまりいい気分はしなさそうな映画ではある。