美空ひばり「日和下駄」(1955)

"オリジナルベスト50?悲しき口笛,川の流れのように"

やっぱり、ひばりを聴かないと日本の音楽は語れないでしょう。ということで、聴いてみた。
聴いていて楽しくなる初期の軽い感じの曲が好み。「お祭りマンボ*1」「車屋さん」等々。ロック路線の「真赤な太陽」「むらさきの夜明け」も、もちろん好きですよ。
逆に、辛気臭い演歌は今の僕の好みではないなあ。「素敵なランデブー」のような青春歌謡も、今の時代にはちょっとキツイ。
一番のお気に入りは「日和下駄」。歌も曲も素晴らしい。こういうジャズ風のリズム(ブギ?)は当時の流行なんだろうが、今聴くととても新鮮。歌詞も粋で面白い。カラコロカラコロカラコロカラ…♪
ネタ切れ気味のミュージシャンの方、この曲をカバーするのはいかが?

*1:キューバ人に言わせると、この曲はぜんぜんマンボではないそうな(小林聡美が出てたテレビ特番より)。そう言えば、「ブルース」もぜんぜんBluesじゃあないしなあ。