2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『紅の豚』(1992年)

ヒロインが大人の女性(ジーナ)という宮崎駿作品の中では異色作。ジーナ役の加藤登紀子の声のセクシーさには驚いた。とはいっても本作品でトリックスター的な大活躍をするのは10代の若い女の子(フィオ)で、そういった意味では従来の宮崎駿作品とあまり変…

『魔女の宅急便』(1989年)

角野栄子の同名の児童書が原作だが、内容はだいぶ変わっているらしい。主人公の魔女の女の子(キキ)が成長していく物語で、女性が原作ということもあり女性にも受けが良さそうな作品のような気がする(実際のところは知らない)。とにかく健気でかわいらし…

『となりのトトロ』(1988年)

基本的には小さい子ども向け作品だろうけど、大人が観ても楽しめる。さすが宮崎駿は大事なところは外さないなと。病気の母親を心配する子どもたち(サツキとメイ)の描写が特に秀逸だと思った。ところで、サツキの声が日高のり子なので、どうしても『タッチ…

『天空の城ラピュタ』(1986年)

久しぶりの更新なので、日記の書き方を忘れかけている。最近は宮崎駿の作品をよく観ている。いま40代以上の人は、年齢的にあまり宮崎駿の作品を観ていないのではなかろうか。私もそのひとりだったのだが、現代の日本の巨匠のひとりなのは間違いないだろうか…