2005-01-01から1年間の記事一覧

森アーツセンターギャラリー「ヴィヴィアン・ウエストウッド展 Vivienne Westwood, 35 Years in Fashion」

⇒http://www.roppongihills.com/jp/events/vivienne-westwood.html この人の若いときは可愛らしいのね。でも70年代には、ご存知のとおりのパンク姐ちゃんになっちゃうのだが。気に入ったのは、女性用のテーラードのスーツ*1。アシンメトリーなデザインで、凄…

森美術館「杉本博司 時間の終わり」

⇒MORI ART MUSEUM | 杉本博司 時間の終わりまず森美術館にいいたいのは、展望台と美術館の入場券をセットにするなということ。あえて厳しいことを書くが、展望台目当てのオバサン軍団には美術館に来て欲しくない、ウルサイです。特に杉本博司の展示は、賑や…

東京オペラシティアートギャラリー「project N 23 森本太郎」

⇒project N 23 森本太郎 MORIMOTO Taro|東京オペラシティ アートギャラリーサーモグラフィーみたいな絵ですな。仕上げの荒いバルケンホールを見た後だと、凄く丁寧な絵に見える。ザ・タイガースの人とは関係ないよね(?)。

東京オペラシティアートギャラリー「相笠昌義 日常生活」

⇒収蔵品展019 相笠昌義 日常生活|東京オペラシティ アートギャラリーこの人のように現代日本の日常生活を真面目に描いている人は、意外に少ないように思う。絵によっては、無機質な感じがマグリットみたい。ちなみに、この人が描く少女は岸田劉生『麗子像』…

東京オペラシティアートギャラリー「シュテファン・バルケンホール──木の彫刻とレリーフ」

⇒シュテファン・バルケンホール | 木の彫刻とレリーフ作品は大きく「人物や動物の彫像」と「レリーフ」に分けることが出来るのだが、僕はどちらかというとレリーフの方が楽しめた。特に風景画みたいなヤツ。この人の風景画(?)はパッと見はただの絵画なん…

そごう美術館「大アンコールワット展」

⇒http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/05/1029_angkor/index.html、http://www.toei.co.jp/event/exhibition/AngkorWat/index.htm仏像目当てに鑑賞した。石仏が多いね。クメール人は、時代によってヒンドゥー教を信仰したり、大乗仏教・小乗仏…

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id:ajiyoshiさんからはてブのコメントへのトラックバックをいただいたので、ダイアリーでも触れておきます。久しぶりの[芸術]以外のエントリ。 宇佐美さんの記事についてのブクマコメントのid:mmddkkさんのコメントが的を射ていると思う。 2005年12月12日 mm…

横浜美術館 コレクション展

銅版画家長谷川潔周辺の作品が展示してあったのだが、川西英(1894〜1965)という人の色鮮やかな版画がすっかり気に入ってしまった。今後注目していきたい。 写真展示室には、第2次大戦前後の写真が展示してあった。ロバート・キャパのパリ解放の日の写真に…

横浜美術館「李禹煥──余白の芸術」

⇒http://www.yma.city.yokohama.jp/exhibition/2005/special/03_leeufan/index.html 近年の作品、特に『照応』というシリーズを中心とした個展。非常に楽しめた。 もし美術館等で彼の作品がひとつだけ展示されていたら、僕は何も感じないかもしれない。でも…

江戸東京博物館「川端龍子 展」

⇒江戸東京博物館 大作が多く展示されていたが、今の僕の好みじゃないんだよなぁ。『草の実』等は凄く綺麗だとは思うんだが。 龍子がごく初期に手がけていた、雑誌の挿絵や双六の方が楽しめた。『(デパートの)買ひ物双六』とか『少年未来旅行双六』とか、当…

上野の森美術館「GUNDAM 来たるべき未来のために」

⇒http://www.gundam-exhibition.jp/ まぁ、僕もガンダム世代だからね。観にいっちゃうよね。 それにしても、北斎展とのあまりの内容の違いに、頭を切り替えるのに苦労したな(汗)。 内容については、特筆すべきことはないなぁ。そういえば「ミノフスキー粒…

東京国立博物館「北斎展」

⇒http://www.hokusaiten.jp/ ⇒東京国立博物館 平日に行ったんだけど、かなりの混雑。展示品は小さいものが多く、展示数も膨大なので、特に最初の方の展示はかなりスルーしてしまった。冨嶽三十六景は少し前に観たしね。話題の「赤くない赤富士(冨嶽三十六景…

世田谷美術館「宮殿とモスクの至宝」

⇒企画展 | 世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM ← これ、たぶんPermalinkじゃない…。 古くから東西交流の重要な役割を果たし、他文化を受け入れつつ豊かな発展を遂げてきた、イスラム圏の文化が産み出した、広範で重層的な美術の概観を、世界屈指のイスラム美…

東京都現代美術館「東京府美術館の時代 1926-1970展」

⇒http://www.mot-art-museum.jp/ex/plan_h17-1.htm 今回の展覧会は、この東京府美術館から引き継いだ資料や戦前からのコレクションを紹介するとともに、開館記念展となる1926年の「第一回聖徳太子奉讃美術展覧会」、1940年の「紀元二千六百年奉祝美術展覧会…

東京都現代美術館「イサム・ノグチ展」

⇒http://www.ntv.co.jp/isamu/ 作品数は多くないのね。あっさり見終わってしまった。 魅力的に感じたのは、石彫の作品。それも、ゴツゴツした部分のあるヤツ。『オリジン』とか『この場所』とか『砥石』とか…。 それ以外の作品は、よく分かんない…。もっとも…

松濤美術館「中島宏 現代を生きる青磁」

⇒http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20051004_nakajima.html 現代的な青磁の数々。『翡青磁線彫文大鉢』や『粉青瓷刻文壷』のような凝った作品に魅力を感じた。シンプルなヤツは、別にこの人が作らなくてもいいんじゃないかな、なんて思った。 最…

練馬区立美術館「佐伯祐三−芸術家への道−」展

⇒http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/tenji/saekiyuzou.html 佐伯祐三の絵には、パリ時代と日本(下落合)時代のものがある。 パリ時代の絵の特徴は、とにかく街の看板・広告等のアルファベットを絵中に描きまくっていること。佐伯祐三にとって、パリを…

D-秋葉原テンポラリー「<ウファー>水と緑のテクノシティ:ウラルからのメッセージ」

⇒http://www.d-akihabara.jp/exhibition/russia/index.html 現在バシコルトスタン共和国政府は、地下資源を有効活用した経済発展を描きつつ、地域の自然環境を資産として活用し、さらにユーラシアの中心であるという地理的特徴を生かして、この町を新たな国…

D-秋葉原テンポラリー「スモール&ビューティフル:スイス・デザインの現在展」

⇒http://www.d-akihabara.jp/exhibition/sb/index.html この展示についても、特にいうことないなぁ。スイスのファッションがちょっと面白かったかな。

D-秋葉原テンポラリー「ジャン・プルーヴェ展 / 機械仕掛けのモダン・デザイン」

⇒http://www.d-akihabara.jp/exhibition/prouve/index.html 20世紀の建築家・デザイナーの中でも、フランス人のジャン・プルーヴェ(1901-1984)は、徹底したものづくりの思想と精緻な技術から、世界中の多くの人々の関心を惹きつけています。彼の仕事は、ペー…

東京国立博物館「国宝 仏頭」

東京国立博物館 大変有名な興福寺の(加藤登紀子似の)「仏頭」の東京遠征。数ヶ月前には、他の興福寺の仏像が遠征されていたなぁ。興福寺の伽藍を再建する資金を得るために、仏像が総出で全国公演中といったところか。 この仏頭を後ろから見たのは、たぶん…

東京ステーションギャラリー「加守田章二 展」

⇒http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp 加守田章二(1933−1983)は20世紀後半の日本陶芸界に、異色の才能を燦然と輝かせた陶芸家です。本展では、20世紀をあまりにも早く生き過ぎた加守田章二の作品約180点で、加守田芸術の世界を再認識したいと思いま…

東京都写真美術館「10周年特別企画 コレクション展 現代、そして未来へ 第4部『混沌』」

⇒東京都写真美術館 開館10周年特別企画展の終章を飾る第4部「混沌」では、1970年以降から現代までの写真表現を通して、時代背景とともに変化してきた作家像と、美術館と写真の新たな関係性について考えていきます。 一番印象に残ったのは、最初に展示してあ…

東京都写真美術館「ブラッサイ-ポンピドゥーセンター・コレクション展」

⇒東京都写真美術館 写真だけでなく、素描等いろいろな作品があったが、抜群に面白いのはやっぱり『夜のパリ』(1932年)のような市井の人々を写した作品だな。 これの「日本版」があれば面白そう。1930年代の東京の「夜の街」の写真集。誰か撮ってないかなぁ…

太田記念美術館「葛飾北斎 全揃い冨嶽三十六景展」

⇒http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/dis0509.html たまにはこういうのもいいもんだ。2階の方が作品を近くで見られるよ。 地階には、北斎の同時期の他の作品も。全国の「橋」や「滝」をテーマにしたシリーズものの作品等。この人は着眼点がいいんだな。 ただ、滝…

国立西洋美術館「ドレスデン国立美術館展−世界の鏡」

⇒http://www.nikkei-events.jp/dresden/index.html、国立西洋美術館 The National Museum of Western Artフェルメール『窓辺で手紙を読む若い女』、観ましたよ。意外に厚塗り。レンブラント『ガニュメデスの誘拐』のオシッコちびっているところも確認できた…

東京国立博物館「模写・模造と日本美術−うつす・まなぶ・つたえる−」

⇒東京国立博物館 特別展「模写・模造と日本美術―うつす・まなぶ・つたえる―」は、日本美術史上の名宝を模写・模造で紹介しながら、日本美術における「模写・模造」の意味を探る展覧会です。 見仏ファンなら、やはり仏像の模造に注目。どれも「知らなきゃモグ…

東京国立博物館「遣唐使と唐の美術」

⇒東京国立博物館、asahi.com:遣唐使と唐の美術 今回の展覧会では、この井真成の墓誌を核として、7〜8世紀に日本からの遣唐使がその目にしたであろう唐文化の精華といえる品々を、遣唐使関連の日本伝来の遺品とともに展示します。遣唐使が目指し、古代日本が…

森美術館「フォロー・ミー! 新しい世紀の中国現代美術」

⇒MORI ART MUSEUM [Follow Me!]、http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001h839.html 本展では16組(19人)の中国若手アーティストによる21世紀の中国の現代美術をご覧いただけます。 要するに、「急速な近代化にどう向き合うか」ということが、…

森美術館「中国★美の十字路展 後漢から盛唐へ」

⇒MORI ART MUSEUM [china 中国★美の十字路展]、http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001h6lf.html 中国★美の十字路展は、後漢(1〜3世紀)から盛唐(8世紀)にわたる歴史を貫く時間的な縦軸と、東西交流、南北交流という地理的な横軸を、日本初…