東京国立博物館「北斎展」
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⇒東京国立博物館
平日に行ったんだけど、かなりの混雑。展示品は小さいものが多く、展示数も膨大なので、特に最初の方の展示はかなりスルーしてしまった。冨嶽三十六景は少し前に観たしね。
話題の「赤くない赤富士(冨嶽三十六景『凱風快晴』)」はもちろん観た。赤くないのがオリジナルだそうだが、僕は赤いほうがポップで好きかなぁ。
印象に残ったのは、最晩年の画号「画狂老人卍」時代の肉筆画。最後のほうの展示なので比較的空いていた、ということもあるけどね。
この時代の『前北斎卍筆』という肉筆画帖を、画集として再発行して欲しいと思った。可愛らしい絵なのだ。その中の『塩鮭と鼠』という作品は、高橋由一みたい?
それにしても、「画狂老人卍」って名前、イカしてるよな。