芸術

横浜美術館「ドガ展」

丰盛国际官网 終了前の年末ということもあり、行列が屋外まで続いていて、30分ほど並んだ。好天の比較的暖かい日で良かった。個人的には、とにかくパステル画の『エトワール』に尽きるなぁ。もう少し大きな作品だったら鑑賞しやすかったのに(当日は混んでい…

国立新美術館「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」

http://www.gogh-ten.jp/ 没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO 平日だけど、終了間際ということもありけっこう人が多かった。これは週末に行くとたいへんなことになりそうだ。 本…

国立新美術館「未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2010」

未来を担う美術家たち DOMANI・明日展2010 <文化庁芸術家在外研修の成果>|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO http://domani2010.com/ 文化庁が若手芸術家を海外に派遣する制度があるんだそうで、本展はその芸術家のうちの12人の…

鏑木清方記念美術館「主情派、清方の美」

鎌倉市鏑木清方記念美術館 5年ぶりくらいの鎌倉。修学旅行生なのかな、人が多いね。まずは念願の鏑木清方記念美術館に行ってみた。 むむむ、かなり、狭いんだな。展示作品数も少なく、しかも下書きが多かった。まあ下書きは、特に自分で絵を描く人には参考に…

根津美術館「南宋の青磁 宙をうつすうつわ」

根津美術館 南宋の龍泉窯の青磁を集めた企画展。国宝や重要文化財の磁器もある。 ただ、同じ時代の同じ窯の作品を集めた企画展なので、素人の私には全部いっしょに見えてしまうのだった……。うーん、焼き物の世界を楽しむにはもうちょっと精進が必要なようだ…

三井記念美術館「円山応挙 空間の創造」

三井記念美術館 ミスター日本画ともいうべき人。大作が中心なので、展示数は少ない。あと、細かく展示替えをしているね。 私が気に入ったのは、運良く展示期間中に見られた『山水図屏風』。円山応挙はこんな感じの細かく描き込んだ作品が魅力的だと思う。 展…

森美術館「ネイチャー・センス展」

MORI ART MUSEUM [ネイチャー・センス展] 日本の3人の気鋭の芸術家による企画展。展示数は少ないが映像作品もあるので、きちんと見ると時間がかかる。会場に入ると、まずはauのデザインでも有名な吉岡徳仁の『スノー』が目に飛び込んでくる。キャッチーな作…

東京国立近代美術館「上村松園展」

http://www.momat.go.jp/Honkan/uemura_shoen_2010/ http://shoen.exhn.jp/ 以前山種美術館で観たときは昭和期以降の比較的新しい作品ばかりだったが、今回は明治・大正期の古い作品も楽しめた。どちらかというと、古い作品のほうが私好みである。 山種美術…

東京国立博物館「誕生!中国文明」

東京国立博物館 http://tanjochina.jp/ この手の中国文明展は、なんだかんだで見てしまう。今回は途中からいろいろな時代のものをごちゃ混ぜに展示しているので、気を抜くと頭が混乱するかも(たぶんあえてそう展示しているのだろうが)。特に印象に残ったの…

根津美術館「コレクション展」

根津美術館 隈研吾が設計した新生・根津美術館。もっとも、根津美術館自体が私は初めての訪問である。意外に縁がありそうでなかった。 今回のコレクション展は、「古代中国の青銅器」「魅惑の大皿」「夕さりの茶」の3企画。 特に印象に残ったのは、ベトナム…

根津美術館「いのりのかたち 八十一尊曼荼羅と仏教美術の名品」

この企画展は、収蔵品の中から仏教関連のものを選んで展示したというところだろう。まずは仏像。中国・北魏時代の『釈迦多宝二仏並坐像』は、右側の釈迦が左側の多宝仏に「ツッコミ」を入れているみたい。実物はかなり小さい。 釈迦多宝二仏並坐像|根津美術…

三菱一号館美術館「マネとモダン・パリ」

マネとモダン・パリ 三菱一号館美術館開館記念展 三菱一号館美術館には初めて来たのだが、この周辺はお洒落な雰囲気だね。さすが三菱財閥。ビル風が強いのが難点。さて、エドゥアール・マネ。芸術新潮2010年5月号で予習して行った。芸術新潮の表紙に採用され…

国立新美術館「ルーシー・リー展」

http://www.lucie-rie.jp/ 日本文化の影響を受けた民芸風のバーナード・リーチに対し、現代的なルーシー・リーといったところか。いかにもルーシー・リーらしい「掻き落とし」の技法や独特なラッパのような造形の花器は、実はあまりピンと来なかった。溶岩釉…

森アーツセンターギャラリー「ボストン美術館展」

http://www.roppongihills.com/art/macg/events/2009/12/macg_boston.html asahi.com : 朝日新聞社 - ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち 意外と展示数は多くなかった。話題の「オルセー美術館展」に比べると、質量ともに落ちるんだろうな。とはいっても、…

Bunkamuraザ・ミュージアム「美しき挑発 レンピッカ展」

美しき挑発『レンピッカ展 - 本能に生きた伝説の画家 -』 陶器のような質感の近未来的な雰囲気の肖像画で有名な、アール・デコ期の女性画家。レンピッカ自身が魅力的な女性で、その人生は波乱に満ちている。意外に宗教画もこの画風にしっくりくる。『マドン…

そごう美術館「川喜田半泥子のすべて」

http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/10/0211_handeishi/ 本当は長谷川等伯のほうに行きたかったんだけど、あまりに混雑しているようなのでヤメヤメ。で、川喜田半泥子。「東の魯山人、西の半泥子」なんだそうな。 グンニャリとした造形や豪快…

東京都庭園美術館「マッキアイオーリ展」

http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/macchia/ イタリアの印象派だそうで、行ってみた。うん、確かにそんな感じで、普通に目の保養になった。東京都庭園美術館の建物の雰囲気に合う展覧会でもある(アール・デコとは微妙に時代はずれているけど)…

三井記念美術館「柴田是真の漆×絵」

[rakuten:book:13439723:image] 三井記念美術館 柴田是真という人については最近まで知らなかったのだが、ちょっと話題の人みたいなので行ってみた。 終了前の土曜日ということもあって、会場は結構混んでいた。小さくてそれほど派手ではない作品が多いので…

サントリー美術館「清方/Kiyokata ノスタルジア―名品でたどる 鏑木清方の美の世界―」

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol06/ 鏑木清方の絵は、顔が良いんだよなぁ。人形は顔が命、美人画も顔が命。作風は時代によって変わっているようだが、昭和初期のシンプルな作風が好き。 彼の絵には、愛憎とか怨念みたいなドロドロした部分を…

東京オペラシティアートギャラリー「ヴェルナー・パントン展」

ヴェルナー・パントン展|東京オペラシティ アートギャラリー 『パントンチェア』で有名なデンマークのデザイナー。彼のデザインはとにかく「ヴェリー1960年代」で、映画『バーバレラ』とかを思い出した。 展示内容は凝っていて、特に注目なのは1970年ケルン…

大倉集古館「根来」

[rakuten:saian:10004528:image] http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/shukokan/negoro.html 根来塗は、使い込むと上塗りの朱が擦れて下地の黒漆が浮き上がってくる漆器。擦れた表情が味わい深いのだそうな。漆器界のジーンズみたいなものかな。 今回の企画展…

大倉集古館 常設展

仏像愛好家にとっての大倉集古館の常設展の最大の見所は、もちろん国宝の木造普賢菩薩騎象像(平安時代)。 端正な顔立ちで、さすが風格がある。乗っている象さんも当初のものなのが嬉しいね。 その他、屋外には中国の明や清時代の仏像がいくつかある。いか…

東京国立近代美術館「ゴーギャン展」

http://gauguin2009.jp/ http://www.momat.go.jp/Honkan/gauguin2009/ 平日だけど、結構混んでいる。土日は辛いだろうな。展示作品数はあまり多くない。ゴーギャンの作品しか展示していないせいもあるだろう。 今回のゴーギャン展に限らないのだけど、作品を…

東京国立近代美術館「所蔵作品展『近代日本の美術』」

展覧会情報所蔵作品展「近代日本の美術」 要するに常設展。こっちはあまり混んでいないので、じっくり楽しめる。 私の好きな鏑木清方は、『墨田河舟遊』という大きな作品が展示してあった。目の保養になるなぁ。 川端龍子の『草炎』はため息が出るほど細部ま…

山種美術館「没後60年記念 上村松園/美人画の粋」

日本画の専門美術館「山種美術館」 「東の鏑木清方、西の上村松園」と並び称される美人画の巨匠ということで、観てみた。 売店で売られていた画集をパラパラ見てみる限り、明治・大正期の眉毛の太いレトロ(?)な作風のころのほうが私好みかも。今回の展覧…

川村記念美術館「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」

DIC川村記念美術館 川村記念美術館は、今回で2回目。相変わらず遠いのだけど、頑張って行ってきましたよ。晴天で気持ちの良い日だった(ちょい肌寒かったかも)。 川村記念美術館「ゲルハルト・リヒター −絵画の彼方へ−」 - mmddkkの日記 『シーグラム壁画』…

東京国立博物館「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」

東京国立博物館 asahi.com : 朝日新聞社 - 興福寺国宝特別公開2009 ―お堂でみる阿修羅― 平日でも、行列はなかったけど結構人が多かった。 主役の阿修羅立像(奈良時代・国宝)は、かなり大袈裟な演出(汗)で展示してあった。阿修羅を360度から鑑賞でき…

横浜美術館「セザンヌ主義」

http://www.ntv.co.jp/cezanne/ 最終日近くで土曜日だと、やはりかなり混んでいた。平日に行けばよかったなぁ。 内容は、ポール・セザンヌは後世の絵画に大きな影響を与えましたよ、というもの。セザンヌだけでなく、(日本人を含む)周辺の画家の作品も多く…

国立新美術館「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」

http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/PICASSO/ asahi.com : 朝日新聞社 - 「巨匠ピカソ」展 天敵(?)ピカソの企画展。正直言って、今まで良いと思ったことがないんだよなぁ。 で、今回もやっぱりよく分からなかった。色遣いがきれいだと思う作品も…

東京都美術館「フェルメール展」

http://www.tobikan.jp/museum/vermeer.html TBS「フェルメール展〜光の天才画家とデルフトの巨匠たち〜」 http://www.asahi.com/ad/clients/vermeer/index.html 平日でも40分待ち。フェルメール以外の前座の作品(失礼)が多いのが、ビートルズ来日公演みた…