国立新美術館「没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった」

「没後120年ゴッホ展ーこうして私はゴッホになったー」のすべてを楽しむガイドブッ (ぴあMOOK)

平日だけど、終了間際ということもありけっこう人が多かった。これは週末に行くとたいへんなことになりそうだ。
本展は名作をそろえた展示いうよりは、ゴッホの成長の軌跡が分かる展示といえる。彼は27歳というそう若くない年齢で画家を志し、37歳で死ぬまでのわずか10年の間に偉大な画家になったのであった。
本展の目玉は、『アルルの寝室』を実際に会場に再現した展示なのだろう。できれば実際に部屋の中に入って、椅子に座ってみたかったところ。
Bedroom in Arles - Google 検索

個人的に印象に残ったのは、『緑の葡萄畑』という作品。空と畑の対比が美しい。
Gogh The Green Vineyard - Google 検索

ゴッホに影響を与えたであろうゴッホ以外の作品も展示してあって、クロード・モネの『ポール=ドモワの洞窟』が見られたのはよかった。水面の描写が美しいこの作品名は、本当に目の保養になるなぁ。
ポール=ドモワの洞窟 - Google 検索