2009-01-01から1年間の記事一覧

上野の森美術館「聖地チベット−ポタラ宮と天空の至宝」

セルライトの除去はエステで解消|太もも お尻 撃退 上野の森美術館にはそんなに良い印象がないのでどうかと思っていたが、なかなか面白い展示内容だった。 やはり仏像は数多く展示されていて、古いものは5世紀とか7世紀くらいのものがある(そういう古いもの…

国宝の美10号 建築3 飛鳥・奈良時代の寺院建築

朝日新聞出版のムック。例によってダラダラ買っちゃうんだよなぁ(汗)。 http://publications.asahi.com/kokuho/ 今号は、法隆寺金堂と薬師寺東堂、唐招提寺金堂を取り上げている。 私は古代寺院の伽藍の雰囲気が好きで、特に法隆寺西院は大好物。平安時代…

国宝の美15号 絵画5 仏教絵画1 東寺

今号は、東寺の両界曼荼羅図や五大尊像、十二天像といった絵画の特集。 これまであまり仏教絵画に興味はなかったのだが、改めて観ると魅力的なのであった。結構なまめかしい。 ただ、平安時代くらいの絵画はどうしても傷みが激しくなっちゃうんだよね。仏像…

国宝の美16号 絵画6 仏教絵画2 来振寺

今号は、来振寺の五大尊像や東京国立博物館の孔雀明王像等が紹介されている。 私好みなのは、奈良国立博物館の十一面観音立像。保存状態も良い。

国宝の美18号 絵画4 塔 醍醐寺五重塔

今号は、醍醐寺の五重塔等の塔の特集。塔は伽藍の花ですな。 昔から多宝塔について詳しく知りたいと思っていたのだが、今号でその望みがかなった。多宝塔の中でも大きいものを大塔(だいとう)と呼ぶらしく、今号では根来寺のものが紹介されている。 安楽寺…

東京オペラシティアートギャラリー「ヴェルナー・パントン展」

ヴェルナー・パントン展|東京オペラシティ アートギャラリー 『パントンチェア』で有名なデンマークのデザイナー。彼のデザインはとにかく「ヴェリー1960年代」で、映画『バーバレラ』とかを思い出した。 展示内容は凝っていて、特に注目なのは1970年ケルン…

大倉集古館「根来」

[rakuten:saian:10004528:image] http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/shukokan/negoro.html 根来塗は、使い込むと上塗りの朱が擦れて下地の黒漆が浮き上がってくる漆器。擦れた表情が味わい深いのだそうな。漆器界のジーンズみたいなものかな。 今回の企画展…

大倉集古館 常設展

仏像愛好家にとっての大倉集古館の常設展の最大の見所は、もちろん国宝の木造普賢菩薩騎象像(平安時代)。 端正な顔立ちで、さすが風格がある。乗っている象さんも当初のものなのが嬉しいね。 その他、屋外には中国の明や清時代の仏像がいくつかある。いか…

Gakken Mook 東京近郊仏像めぐり―日帰りで行ける!東京圏「観仏」ガイド

東京近郊仏像めぐり―日帰りで行ける!東京圏「観仏」ガイド (Gakken Mook)出版社/メーカー: 学研パブリッシング発売日: 2009/10メディア: ムック購入: 8人 クリック: 180回この商品を含むブログ (6件) を見るありそうでなかった本。東京にこんなにたくさん古…

東京国立近代美術館「ゴーギャン展」

http://gauguin2009.jp/ http://www.momat.go.jp/Honkan/gauguin2009/ 平日だけど、結構混んでいる。土日は辛いだろうな。展示作品数はあまり多くない。ゴーギャンの作品しか展示していないせいもあるだろう。 今回のゴーギャン展に限らないのだけど、作品を…

東京国立近代美術館「所蔵作品展『近代日本の美術』」

展覧会情報所蔵作品展「近代日本の美術」 要するに常設展。こっちはあまり混んでいないので、じっくり楽しめる。 私の好きな鏑木清方は、『墨田河舟遊』という大きな作品が展示してあった。目の保養になるなぁ。 川端龍子の『草炎』はため息が出るほど細部ま…

三井記念美術館「道教の美術 TAOISM ART」

三井記念美術館 私の道教についての知識は、この学研の怪しい(?)本とウィキペディアをちょっと読んだくらい。仏教や神道と習合しながら、日本文化にも大きな影響を与えていることがよく分かる展示だった。 気になるキーワードは、こんな感じ。 十王信仰(…

山種美術館「没後60年記念 上村松園/美人画の粋」

日本画の専門美術館「山種美術館」 「東の鏑木清方、西の上村松園」と並び称される美人画の巨匠ということで、観てみた。 売店で売られていた画集をパラパラ見てみる限り、明治・大正期の眉毛の太いレトロ(?)な作風のころのほうが私好みかも。今回の展覧…

BRUTUS(ブルータス)2009年4/15号「仏像」

BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2009/04/01メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (50件) を見るBrutusらしく軽いノリの構成なのだが、意外にツボは外していないと思った。仏像が作…

川村記念美術館「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」

DIC川村記念美術館 川村記念美術館は、今回で2回目。相変わらず遠いのだけど、頑張って行ってきましたよ。晴天で気持ちの良い日だった(ちょい肌寒かったかも)。 川村記念美術館「ゲルハルト・リヒター −絵画の彼方へ−」 - mmddkkの日記 『シーグラム壁画』…

東京国立博物館「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」

東京国立博物館 asahi.com : 朝日新聞社 - 興福寺国宝特別公開2009 ―お堂でみる阿修羅― 平日でも、行列はなかったけど結構人が多かった。 主役の阿修羅立像(奈良時代・国宝)は、かなり大袈裟な演出(汗)で展示してあった。阿修羅を360度から鑑賞でき…

芸術新潮2009年3月号「阿修羅のまなざし」

芸術新潮 2009年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/02/25メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (17件) を見る今号は、東京公演(?)も話題の興福寺の八部衆立像のひとつ、阿修羅。力の入った特集です。 阿修羅があった興福寺…

芸術新潮2009年1月号「運慶」

芸術新潮 2009年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12/25メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (9件) を見る内容は、山本勉氏の独演会という感じ。定説かどうかは分からないが、運慶の最新情報が分かる。興福寺のあ…

横浜美術館「セザンヌ主義」

http://www.ntv.co.jp/cezanne/ 最終日近くで土曜日だと、やはりかなり混んでいた。平日に行けばよかったなぁ。 内容は、ポール・セザンヌは後世の絵画に大きな影響を与えましたよ、というもの。セザンヌだけでなく、(日本人を含む)周辺の画家の作品も多く…