2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊日本の仏像 No.45「葛井寺千手観音と獅子窟寺・薬師如来」

[rakuten:book:12891290:detail] 葛井寺の千手観音坐像(奈良時代・国宝)は、千手観音の現存最古の作例だそう。本当に1,000本の手がある、いわゆる「真数千手」である。 個人的には、この1,000本の手は造形的にちょっと無理があるような…。手には見えず、光…

週刊日本の仏像 No.44「臼杵磨崖仏と国東半島」

[rakuten:book:12882749:detail] 臼杵磨崖仏(平安時代〜鎌倉時代・国宝)は、大分県臼杵市にある日本を代表するであろう磨崖仏。最近まで、日本にこんな見事な磨崖仏があるとは知らなかったなぁ。 これらの仏像群については、実際に現地で見ないと雰囲気が…

週刊日本の仏像 No.43「蟹満寺 釈迦如来と観音寺・十一面観音」

[rakuten:book:12875169:detail]蟹満寺の釈迦如来坐像(飛鳥時代(白鳳時代)〜奈良時代・国宝)は、大型の金銅仏である。薬師寺の薬師如来並の大きさ。古風な雰囲気は白鳳時代風だが、威厳のある顔付き(というか怖い顔)が印象的。 蟹満寺 - Wikipedia htt…

週刊日本の仏像 No.42「深大寺 釈迦如来と東京の古仏めぐり」

[rakuten:book:12862881:detail] 東京の仏像で最も貴重なものと言えるのが、この深大寺の釈迦如来倚像(飛鳥時代(白鳳時代)・重文)だと思う。童顔がいかにも白鳳期らしい。倚像(椅子に座った像)としては、日本最大のものだそう。 深大寺 - Wikipedia そ…