芸術

国立西洋美術館「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」

海外FX口座開設 比較ランキング 地味な作家なので行こうかどうか迷ったのだが、行ってよかった。確かに不思議な魅力のある画家だ。 とにかく生気のない(?)絵で、コンピューターゲームの画面みたい。昔懐かしのアドベンチャーゲームの『ミステリーハウス』…

東京国立博物館「対決−巨匠たちの日本美術」

asahi.com : 朝日新聞社 - 特別展「対決−巨匠たちの日本美術」 東京国立博物館 強く印象に残ったのは、円山応挙の『保津川図屏風』(重文)。応挙の絶筆だそうだが、絵に力がみなぎっているではないか。水の流れの表現が素晴らしい。曽我蕭白の『群仙図屏風…

東京国立近代美術館「カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠」

展覧会情報カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠 久しぶりの美術館。カルロ・ザウリは、イタリア現代陶芸の巨匠だそうな。 後期のストーンウェア(せっき)の有機的なデザインの作品が有名みたいだが、初期〜中期の壷も楽しめた。

東京都美術館「フィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術」

http://www.phila2007.jp/ http://www.tobikan.jp/museum/philadelphia.html 平日でも結構混んでいるなぁ。先進国の中では日本人は美術館に行く回数が一番少ないそうだが、やはり東京は人が多いのか。題名には「印象派」と入っているが、個人的には印象派っ…

北野恒富、島成園

久しぶりの更新。何だかんだで、どこにも行ってないんだよなぁ。 ところで、今日の日経新聞朝刊の美術面の「大坂画壇の軌跡(下)」は良かった。特に、大坂画壇のリーダー北野恒富と、女性画家の島成園については、今後機会があれば作品を観に行きたいと思う…

森美術館「ル・コルビュジエ展」

MORI ART MUSEUM [ル・コルビュジエ展] 建築展は素人が見に行っても退屈になりがちだが、この展覧会はいくつかの作品(部屋)を再現していたりして、工夫してある点がよかった。 サヴォア邸等の細いピロティ(支柱)を見ると地震国育ちとしては不安になるん…

国立新美術館

国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO 黒川紀章デザインの建物は、内装も含め懐かしい感じ。大阪万博のパビリオンみたい。

国立新美術館「大回顧展モネ」

国立新美術館開館記念 「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産Claude Monet:L'art de Monet et sa postérité」|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO http://monet2007.jp/ 平日なのにメチャメチャ混んでいる。何だかんだ言って、…

国立新美術館「スキン+ボーンズ 1980年代以降の建築とファッション」

スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション Skin + Bones: Parallel Practices in Fashion and Architecture|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO 建築とファッションの展示は、噛み合っているのかな。よく分からなかっ…

上野の森美術館「アートで候 会田誠・山口晃 展」

上野の森美術館/アートで候 会田誠・山口晃 展 会田誠は、マンガ出身って感じ。美しい作品も少なくないのだが、「ロリ」っぽいのが何とも(汗)。とにかくバカバカしいビデオ作品を見ていると、頭が溶けそうになった…。 山口晃は、日本画出身って感じ。『四…

MIHO MUSEUM「中国・山東省の仏像 − 飛鳥仏の面影」

MIHO MUSEUM | I.M.Pei 設計の美術館。古代エジプト,ギリシャ・ローマ,アジア等世界の優品と日本美術の優品を展示 石山駅からバスで50分。道が悪いのかバスが古いのか運転が荒いのか、かなり乗り心地は悪い。片道800円もかかるので、そこも注意。 それにして…

相国寺承天閣美術館「若冲展」

http://jakuchu.jp/jotenkaku/ 平日でしかも雨天なのに、60分待ち。伊藤若冲ブーム、大変なことになっております。でも、ここまで来て帰るわけにもいかない。根性で並びましたよ。第一展示室は、鹿苑寺(金閣寺)の水墨画が中心。いわゆる「乱暴力」が炸裂し…

東京国立近代美術館「生誕100年 靉光 展」

展覧会情報生誕100年 靉光展 シュルレアリスムは苦手なんだよなぁ。でも、違う系統の絵も少なくなかった。『編み物をする女』とか『海』とかは、好きな作品。 ハイライトは、やっぱり最後の3つの『自画像』なんだろうね。

東京都美術館「オルセー美術館展」

http://www.tobikan.jp/museum/orsay.html http://www.orsay3.com/ 平日なのに、入場制限するほど混んでいる。日本人は、ホントに近代フランス絵画が好きだなぁ(僕も含めて)。この混み具合では、じっくり鑑賞することは非常に困難。作品にガラスが仕込まれ…

東京都現代美術館「中村宏 図画事件1953-2007」

http://zugajiken.jp/ 正直言って、前半の作品は「左翼臭」が強くて困った(汗)。朝日新聞を読んで育った(?)私はどちらかというとリベラル派のつもりなのだが、2007年現在あの手の作品を鑑賞するのは辛いなぁと。あと何年か経って社会情勢が変わったら、…

東京都現代美術館「等身大の約束」

http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/86/ 秋山さやか、加藤泉、しばたゆり、千葉奈穂子、中山ダイスケは、表現方法はさまざまですが、高度情報化社会の中でのコミュニケーション、知覚や認識の危うさを露にし、地域や社会など身の回り関係を自らの立ち位置…

森美術館「ビル・ヴィオラ: はつゆめ」

MORI ART MUSEUM [ビル・ヴィオラ:はつゆめ] 高画質映像を超スローモーションで見せると、何でも芸術っぽく見えるなぁ、なんて皮肉っぽいことを書いたりして。あ、映像自体は、とっても綺麗だと思いましたよ。 特に印象に残ったのは「グリーティング/あい…

東京都現代美術館「大竹伸朗 全景 1955-2006」

http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/79/、http://shinroohtake.jp/ 子ども時代の作品(?)を含む大回顧展で、よくこれだけの作品が保存してあったなぁ。 正直いって、1980年代前半くらいまでの作品はあまり興味が湧かなかった。1980年代後半くらいから、…

東京国立博物館「仏像 一木にこめられた祈り」

⇒東京国立博物館、http://event.yomiuri.co.jp/2006/butsuzo/ 作品の期間替えがあるので本当は2回行きたかったのだが、結局前半期間しか行かれず。向源寺の十一面観音菩薩立像が観られなかった…。縁がなかったということか。 檀像の世界 檀像大好き。緻密な…

横浜美術館「日本×画展(にほんガテン!)しょく発する6人」

⇒横浜美術館 いろいろあったけど、個人的に一番楽しめたのは藤井雷かな。『絵手紙』や『彼南模様』は、横山大観の『生々流転』みたいな延々と続く作品。 松井冬子の握手会があれば、もっと楽しめたと思う(ぉぃ)。

東京オペラシティアートギャラリー「収蔵品展021 素材と表現」「project N26 山川勝彦」

⇒収蔵品展021 素材と表現|東京オペラシティ アートギャラリー、project N 26 山川勝彦 YAMAKAWA Katsuhiko|東京オペラシティ アートギャラリー 収蔵品展では、最近の日本の芸術家の作品が多く展示されていた。なかなか楽しめますよ、コレ。上品な作品ばか…

東京オペラシティアートギャラリー「インゴ・マウラー展」

⇒光の魔術師:インゴ・マウラー展 電球の形をしたランプ『バルブ』で有名な人。商品展示会みたいのだったらどうしようかと思っていたが、十分現代アートな作品群だった。 近年は、LEDを使用した作品に力を入れている模様。透明なガラスの中で無数のLEDが星の…

東京国立博物館 常設展

奈良・東大寺の木造青面金剛立像(重要文化財)が展示されていた。庚申講(庚申信仰)のヤツね。 マンガみたいなお顔が、いかにも平安時代っぽい。

東京国立博物館「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」

⇒あんしん通販マート(旧あんしん通販薬局)の評判・口コミは?|お薬を個人輸入で通販、東京国立博物館実は伊藤若冲以外の作品の方が多いのだが、やはり若冲が素晴らしい。屏風の簡略化した画法はマンガ的な楽しさに溢れているし、掛け軸の細密な生き物描写…

出光美術館「青磁の美 ―秘色の探求―」

⇒出光興産 - IDEMITSU まず目に飛び込んだ入り口近くの『青磁袴腰香炉 龍泉窯』(中国 南宋時代)で、ツカミはOK(?)。何と美しい青緑色だこと。ちなみにこれは、重要文化財だそう。 この香炉のように無地のものは、その色合いをじっくり楽しめる。また薄…

日テレプラザ「岡本太郎 明日の神話プロジェクト」

http://www.ntv.co.jp/asunoshinwa/index.html 最近メキシコで発見され修復された『明日の神話』がお披露目中。やっぱり、デカイね。 近くで見ると、真ん中の骨(?)だけ立体的に浮き上がっているのが分かる。 係の人から作品について簡単な説明があったの…

Gallery A4「大巻伸嗣 Liminal Air -Descend- 2006」

Gallery A4 無数の白い紐が天井から垂れ下がって、波上の物体を形作っている。難しい理屈はともかく、見た目は綺麗。 で、隣の展示室に行くには、それを突っ切って進む必要があるのであった。前が見えない、怖い…。濃霧の中を歩いている感じ。 Gallery A4は…

東京国立近代美術館「吉原治良 展」

⇒展覧会情報生誕100年記念 吉原治良展 この人もいろいろ作風が変遷していくけど、僕が安心して(?)楽しめたのはアンフォルメル以降の作品。それ以前の作品は、イマイチ波長が合わなかった。 で、結局一番完成度が高いのは、(月並みな意見だけど)「円」以…

東京都現代美術館「カルティエ現代美術財団コレクション展」

⇒http://mot-art-museum.jp/special/cartier/ 石原慎太郎東京都知事も絶賛した(?)展示らしいので、観なきゃね。 …うん、まあいろいろあるんで飽きずに楽しめると思うよ。映像作品をもっとじっくり観たかったんだけど、時間がなかったり混んでたりで全部見…

INAXギャラリー2「塩保朋子 展」

⇒塩保朋子展 HOME 塩保さんの作品は、1枚3〜4m大のトレーシングペーパー全面に、切り絵のように1cm幅の細かい流線連続模様を刻み込み、天井から床へ張り巡らすインスタレーションです。 第一印象勝負の出オチ的作品かとも思ったが、じっくり細部を観た方が楽…