MIHO MUSEUM「中国・山東省の仏像 − 飛鳥仏の面影」

中国仏教美術と漢民族化―北魏時代後期を中心として

石山駅からバスで50分。道が悪いのかバスが古いのか運転が荒いのか、かなり乗り心地は悪い。片道800円もかかるので、そこも注意。
それにしても、設備の豪華な美術館ですな。居心地は大変よろしい。宗教は、やっぱり儲かるのか?
北魏東魏の仏像が大好きな私にとって、今回の企画展は十分満足いくものだった。あの優しそうなお顔が堪りません。この手の仏像が纏めて見られる機会はそうそうないので、頑張ってここまで来た甲斐はあった。
企画展以外の展示品も立派なもので、特に日本美術は楽しめた。古代イランの『鶏を銜える山猫形リュトン』は、現代SF作品みたいでちょっと吃驚。
そうそう、イオ・ミン・ペイ(I・M・ペイ)設計の建物は、あまりセンスがいいとは思わなかったなぁ(汗)。