東京都美術館「フィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術」

Joaquin Sorolla

平日でも結構混んでいるなぁ。先進国の中では日本人は美術館に行く回数が一番少ないそうだが、やはり東京は人が多いのか。

題名には「印象派」と入っているが、個人的には印象派っぽくない作品のほうが楽しめた。ホアキン・ソローリャの『幼い両生類たち』は、20世紀初頭にしては明るい感じで凄くモダンな作品。マルセル・デュシャンの『画家の父の肖像』は、セザンヌっぽくて意外にいいね。

最後のほうにアメリカ人の作品があったが、戦前のアメリカ人の作品は、こういう機会でないとなかなか観る機会がないように思う。