東京都美術館「フェルメール展」

フェルメール 奇跡の光を描いた画家 [DVD]

平日でも40分待ち。フェルメール以外の前座の作品(失礼)が多いのが、ビートルズ来日公演みたいだと思った。
で、フェルメールだが、すべての作品が傑作とも思わなかった(私の審美眼はともかく)。実際、真作かどうか疑わしいものもあるみたいだし。ちなみに、やっぱりガラスは入っていました。

一番良かったのは、追加出品された『手紙を書く婦人と召使』(つくづく追加されて良かったと思う)、あとは『ワイングラスを持つ娘』か。やはり『青いターバンの少女』が見たいなぁ。『牛乳を注ぐ女』は昨年日本に来てたみたいだが、見損ねた。

ウィキペディアのこのページは、詳しくて参考になる。

そうそう、過去には『窓辺で手紙を読む若い女』も観ていた。

同時代のオランダの画家の作品もたくさん展示されていたが、なにぶん混んでいたのでじっくりは観られなかった。ざっと見る限り、それらは時代掛かって見えたなぁ。と言うか、フェルメール作品のほうが現代人にとってはずっと魅力が分かりやすいように思う。