東京都庭園美術館「マッキアイオーリ展」

The Art of the Macchia and the Risorgimento: Representing Culture and Nationalism in Nineteenth-Century Italy

イタリアの印象派だそうで、行ってみた。うん、確かにそんな感じで、普通に目の保養になった。東京都庭園美術館の建物の雰囲気に合う展覧会でもある(アール・デコとは微妙に時代はずれているけど)。
まず印象に残ったのは、シルヴェストロ・レーガ(Silvestro Lega)の人物画。魅力的な作品が多かった(人物画以外はそうでもないかも)。『母親』(大きい!)とか『ジュゼッペ・ガリバルディの肖像』とか。

ヴィンチェンツォ・カビアンカ(Vincenzo Cabianca)の作品はちょっと古風な感じだが、結構好み。『14世紀のフィレンツェの吟遊詩人たち』とか『糸つむぐ人』とか。

あと画像が見つからなかったが、ジュゼッペ・アッバーティ(Giuseppe Abbati)の『祈り』はスカートの質感が魅力的だった。