森アーツセンターギャラリー「ボストン美術館展」

Monet 2011 Calendar

意外と展示数は多くなかった。話題の「オルセー美術館展」に比べると、質量ともに落ちるんだろうな。とはいっても、レンブラントエル・グレコ、ミレー、ドガなど、ビッグネームがそろっている。特に、私の好きなモネの作品はたくさんあった。ただ、展示の最後のほうはなんだか尻すぼみだったような。

モネ以外で印象に残ったのは、まずはルノワールの『日傘をさした女性と子ども』。スピード感のある筆致が印象的。

そして、ゴッホの『オーヴェールの家々』。厚塗りのグニョグニョの筆致は強烈で、この企画展の中で一番目立つ作品だったと思う。