江戸東京博物館「川端龍子 展」

川端龍子 詠んで描いて四国遍路 (小学館文庫)
江戸東京博物館
大作が多く展示されていたが、今の僕の好みじゃないんだよなぁ。『草の実』等は凄く綺麗だとは思うんだが。
龍子がごく初期に手がけていた、雑誌の挿絵や双六の方が楽しめた。『(デパートの)買ひ物双六』とか『少年未来旅行双六』とか、当時の子供が喜んで遊んでいた様子が目に浮かぶ…。
最晩年の作品である西国三十三所の各寺のスケッチを観て、久しぶりに見仏の旅をしたくなった。まだ行ったことのない寺がたくさんあるんだよな。
それにしても江戸東京博物館、ムダにデカイね。いつも思うことなんだけど。建物を見ていると、パース感覚が狂っちゃう。