横浜美術館「李禹煥──余白の芸術」

余白の芸術
http://www.yma.city.yokohama.jp/exhibition/2005/special/03_leeufan/index.html
近年の作品、特に『照応』というシリーズを中心とした個展。非常に楽しめた。
もし美術館等で彼の作品がひとつだけ展示されていたら、僕は何も感じないかもしれない。でも彼の作品がたくさん並ぶと、何というかとても気持ちのいい空間になるんだよな。
李禹煥の作品を作ってみよう」みたいなコーナーがあって、白い模造紙にスタンプを押してそれっぽい作品を作ることが出来たのだが、バランスを考えるとどうしても彼のような作品を作っちゃう。やっぱりよく考えられているんだな。ところでこの特製スタンプ、どこかで売ってないのかな?
展示の仕方で気になったのは、美術館の床。作品の雰囲気に合わせて絨毯を剥がしたのだろうが、凄く汚かったのだ。係りの人に確認したところ、わざと汚したわけではないとのこと(そりゃそうだ)。