2005-01-01から1年間の記事一覧

森アーツセンターギャラリー「フィリップス・コレクション展」

⇒http://www.phillips-collection.jp/、http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001grx4.html ワシントンDCにある「フィリップス・コレクション」は、ダンカン・フィリップスが築いた世界有数の個人コレクションを基に設立されたアメリカ初の近代…

住友コレクション泉屋博古館分館「人間国宝江里佐代子・截金の世界」

⇒http://www.sen-oku.or.jp/tokyo/department09/index.html 截金は、主に仏像や仏画の装飾に用いられる技法で、極薄い金銀の箔を数枚重ね合わせて厚みを持たせ、竹刀で線や様々な形に截り、器物等の表面に貼っていきます。 江里佐代子氏は、この伝統的な技法…

東京ステーションギャラリー「五百城文哉 展」

⇒http://www.ejrcf.or.jp/archives/exhibition/detail.asp?id=119&index=1 五百城文哉は水戸藩士の子として幕末の文久3(1863)年に水戸に生まれ、明治39(1906)年に42歳の若さで日光に没した明治の洋画家です。彼の水彩画は当時から英国人に評価され、また…

P-House「ア ヤ   ズ エキシビション バ  ング  ント展」

⇒phouse-web.com - 話題なので、行ってみた。 ワンドリンク付き。暑いし喉が渇いているし、ビールにするか。 で、空きっ腹だったせいか、結構酔いが回ってしまった(汗)。 1ヶ月近く「箱」に入っていた人は、元気に出て来れたのかな?

東京都庭園美術館「八木一夫 展」

⇒http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/yagi/index.html 八木一夫(1918−1979)は陶芸の世界に、オブジェという考えを導入し、新たな造形分野を切り開いた作家です。 八木は、白化粧、無釉焼締、信楽、黒陶と、次々にスタイルを変えながら、批判精…

スパイラルマーケットセレクション「佐野はるか『Plant's plan』展」

⇒http://www.spiral.co.jp/market/mar_sms.html スパイラルマーケットは、スパイラルガーデンのミュージアムショップみたいな雰囲気。クールな生活雑貨を世界中から集めてみました、ってとこか。 ここの片隅で、佐野はるかという人の、個展というか、展示即…

スパイラルガーデン「Extreme Eurasia スペイン-日本 大陸を越えた建築の対話」

⇒http://www.spiral.co.jp/pickup/index.html#topics2 「人生の“わざ”と智恵を分かち合う」をテーマにした2005年愛知万博スペインパビリオンとの連動イベント。ユーラシア大陸の両端に位置する、スペインと日本が、大陸を横断し、建築を媒介とした対話を実現…

東京都写真美術館「世界報道写真展2005」

⇒東京都写真美術館 毎年、世界中のプロカメラマンを対象にして開催される「世界報道写真コンテスト」。 ちょっと気になったのは、ミヒャエル・ヴォルフというドイツ人の現代中国を題材にした作品。「中国の『深せん』の工場では、1日に27人の人が身体の一部…

東京都写真美術館「10周年特別企画 コレクション展 モダンエイジの開幕 第2部『創造』」

長いよ、タイトルが。 ⇒東京都写真美術館 第2部では写真がその独自の「芸術」と「表現」をどのように発展させていったのか、19世紀後半から1930年代までの写真表現の変遷をたどります。 印象に残ったのは、大久保好六の『モガ』という作品。 あ、キーワード…

東京国立近代美術館 常設展

今回印象に残った作品。 岸田劉生『道路と土手と塀』。これは圧倒的に素晴らしいね。それにしても、地味な題だなぁ(笑)。重要文化財。 鏑木清方『明治風俗十二ヶ月』。女性が色っぽくていい。八月の『氷店』みたいな店に寄ってみたい…。 海老原喜之助『二…

東京国立近代美術館「小林古径 展」

⇒http://www.momat.go.jp/Honkan/Kokei/ 正直いうと、今の僕とはイマイチ波長が合わなかった…。 でも、『孔雀』はいいね。モダンアートみたい。屏風なのが、またいい。

ブリジストン美術館「印象派と20世紀の巨匠たち―ルノワールからピカソまで」

日本人が好きそうな企画展。僕も好き(笑)。内容も豪華だと思ったよ。 印象派周辺の作品で気に入ったのは、セザンヌの『サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール』。色使いが綺麗(語彙不足で、こんな感想ばっかり…)。 ルオーの作品は、やっぱり圧倒…

松下電工 汐留ミュージアム「ルオーと白樺派」

⇒http://www.mew.co.jp/corp/museum/kaisai.html 調子に乗って、こっちも見た。 こっちで気に入ったのは、「シェールの思い出」と言う作品。荒々しい筆致と色使いが素晴らしい。東京都現代美術館で気に入った作品も、確かこんな傾向だったな(ここまで荒っぽ…

東京都現代美術館「ルオー展」

⇒http://www.nhk-p.co.jp/tenran/rouault/ ルオーをこれだけまとめて見るのは初めて。 今までルオーの作品をいいと思ったことはなかったのだけど、僕が見てきたのは後期の厚塗りの作品だったんだな。初期や中期はかなり違う。 一番感銘を受けた作品は、えー…

森アーツセンターギャラリー「ジョルジオ・アルマーニ展」

⇒http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001dsqr.html 僕はアルマーニ(Giorgio Armani)の服を着たことないし、これからも着ないだろう(笑)。そもそも、アルマーニは日本人には似合いません。 でも、見る分には楽しいね。コム・デ・ギャルソン…

森美術館「秘すれば花: 東アジアの現代美術」

⇒MORI ART MUSEUM [秘すれば花 東アジアの現代美術] いつ行ったのかも覚えていないので、内容もあまり記憶にない(汗)。 軽い気分で楽しめる展示内容だったと思う。アジアも面白いね。

東京都美術館「アール・デコ展」

⇒http://www.tobikan.jp/museum/end.htm#art_deco アール・デコの世界って、僕くらいか、もしくはもうちょっと上の年代の人には「懐かしい感じ」。比較的最近まで、生活のあちこちにアールデコの影響は強く残っていたように思う。 個々の作品の印象はあまり…

東京ステーションギャラリー「小山田二郎 展」

これもいつ行ったっけ? 何となく気になったので、行ってみた。 全体に、色使いは好き。西洋趣味(というか何というか)が強すぎる作品は、あまり好きではないけど。 ⇒http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp

日経新聞「はじめの一枚 油彩画・高橋由一の闘い」

ちょっと記事より覚え書き。 20年前にイタリアとドイツで、「日本近代洋画展」が開かれた。ところが… 明治以降1960年代までの日本の洋画史を総覧する内容で、黒田清輝や小出楢重、梅原龍三郎らそうそうたる作家が並んだ。ところが、会場に立った日本人は内心…

そごう美術館「円空 展」

これについて、書くのを忘れてた。日付は適当。 円空仏をこれだけ纏めて観たのは初めて。大きな作品も含めてたくさんの展示があり、個人的には十分円空を堪能できた。 円空は現代アートっぽいといわれるが、ホントにそう思う。一つ本当に感心したのがあった…

東京国立博物館「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展」

⇒東京国立博物館 これもついでに見た。古代エジプトからボッティチェリ、エドワール・マネまで、物凄く幅広い展示内容。 どうしてもこういう展示は、印象が散漫になっちゃうね。 マネの「温室にて」が見れたのは、よかったかな。

国立西洋美術館「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展」

これもいつ行ったっけ? 評判がいいので行ってみた。 僕がまず気に入ったのは、一番最初に展示されていた、宗教12使徒の中の「聖アンドレ」(たぶん)。赤い服が綺麗だった。 そうそう、人気がある「聖ヨセフの夢」もいいね。蝋燭の炎が微かに見えるのが、何…

横浜美術館 コレクション展

常設展。 里見勝蔵「ポントワーズの雪景」という絵が印象に残った。隣には同傾向の佐伯祐三「滞船」。 フォーヴィズム? ⇒http://www.yma.city.yokohama.jp/

横浜美術館「ルーブル美術館展」

⇒ビートたけしの超訳ルーヴル|日本テレビ 創立以来200年以上の歴史を持ち、所蔵品の規模と質の高さにおいて世界最大級を誇る美の殿堂ルーヴル美術館。 今回の展覧会は、そのコレクションの中でも傑出した名品を揃える、フランス革命、ナポレオン帝政から二…

東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー「近代日本の美術」

要は常設展。流石は国立美術館、見応えがあるね。以下、覚え書き。 川端龍子「慈悲光礼讃」。題材はともかく、色使いが強烈。 木村荘八「新宿駅」。1935年の新宿駅の様子を描いた大きな作品。ちょっと新鮮。 香月泰男「告別」。作者の受難を知っていたからだ…

東京国立近代美術館「ゴッホ展」

平日で、しかも雨の日なら空いているだろうと思ったが、甘かった。チケットを買うだけでも並んだ。会場も混んでいる。やっぱりじっくりは見れないな。 混んでいたからかどうかはわからないが、実はそんなにゴッホの絵に感銘を受けなかった。確かに、色使いは…

出光美術館「新発見・長谷川等伯の美」

⇒出光興産 - IDEMITSU 桃山時代の巨匠として狩野永徳とならび称される長谷川等伯。 ということで、花粉症が辛いのをガマンして、見に行きました。うん、雪舟と等伯の水墨画の判別はできるようになったと思うよ(←そのレベルかい!)。等伯の水墨画って、木の…

東京都美術館「ミュシャ展」

平日なのに、凄い混んでた。春休みだからか。ミュシャって人気あるのか。あるんだろうな。東京ってやっぱり人が多いな。…と、いろいろなことを思った。そういうわけで、あまりじっくりは見られなかった。リトグラフが多いミュシャの作品を美術館で見る意味が…

W杯アジア最終予選「日本×イラン」

イランもそんなに良くなかったと思うが、それ以上に日本がダメ。 スパイクが芝に合っていないのか。全体に2割くらい日本選手はヘタになっている気がした。 ヘディング勝てない。FWにボールが収まらん。 また「神懸かり」があるかと思ったんだけどなあ。 ま、…

東京国立博物館 常設展

常設展で今回印象に残ったのは、この鎌倉時代の菩薩立像。 精緻な作りが見事だね。お顔がいい。この仏像は、眼はもちろん、唇にも「玉」が使われているそうだ(玉唇?)。 仏師善円の系統の作風とのこと。そう言われれば、そうかも。 京ぽんのカメラじゃあう…