住友コレクション泉屋博古館分館「人間国宝江里佐代子・截金の世界」

截金―金箔芸術の美と技法
江里佐代子 截金 (NHK工房探訪・つくる)
http://www.sen-oku.or.jp/tokyo/department09/index.html

截金は、主に仏像や仏画の装飾に用いられる技法で、極薄い金銀の箔を数枚重ね合わせて厚みを持たせ、竹刀で線や様々な形に截り、器物等の表面に貼っていきます。
江里佐代子氏は、この伝統的な技法を現代によみがえらせ、平成14年には重要無形文化財「截金」保持者に認定され、さらなる創作活動とともに、伝統技術を継承する若手の育成が期待されます。

いやぁ、いいもの見させていただきました。
さまざまな装飾を施された「まり」を見ているだけで、お茶碗3杯はいけそう(?)。超絶技巧はもちろん、色使いも素晴らしい。
近年はちょっと「アート」に走っているかな? 衝立とか。モンドリアン風(?)なのはなかなかよかった。鏡を使っているものは、イマイチよさが分からない…。
そうそう、仏像もいくつかあった。この方の夫君は仏師をされているしね。まあ仏像については、僕も少しは目が肥えている(?)からなぁ。