東京都庭園美術館「八木一夫 展」

オブジェ焼き―八木一夫陶芸随筆 (講談社文芸文庫)
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/yagi/index.html

八木一夫(1918−1979)は陶芸の世界に、オブジェという考えを導入し、新たな造形分野を切り開いた作家です。

八木は、白化粧、無釉焼締、信楽、黒陶と、次々にスタイルを変えながら、批判精神と機知あふれる造形を生み出しました。それらのオブジェ作品はどれも意外性と遊び心に富み、いまなお新鮮な驚きを与えてくれます。一方で、八木は生涯「茶わんや」を自称していたように、古陶磁にも造詣が深く、器や茶碗にも優れた作品を遺しました。
本展は八木の没後 25年を記念し、初期から晩年までの陶芸作品に加え、ガラス、ブロンズ、素描等、約180点を厳選し、戦後陶芸の流れを変えた稀に見る多彩な陶芸家の軌跡を紹介するものです。

黒陶の作品が多いんだけど、僕は黒陶でない作品の方が好みだったなぁ。
ところで、『猫壺』という作品があったせいか知らないが(?)、東京都庭園美術館の入口付近に、人懐こい三毛猫がいた。
お腹が大きかったけど、妊娠してるのか? デブなだけ?(← デブっていうニャー)