そごう美術館「大アンコールワット展」

旅名人ブックス35 アンコール・ワット 第2版
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/05/1029_angkor/index.htmlhttp://www.toei.co.jp/event/exhibition/AngkorWat/index.htm

仏像目当てに鑑賞した。石仏が多いね。

クメール人は、時代によってヒンドゥー教を信仰したり、大乗仏教小乗仏教を信仰したりしていたので、その文化も混交している。もっとも、大乗仏教(特に密教)自体がヒンドゥー教バラモン教)と混交しているといえるのかもしれない。

クメールの仏陀の像の大きな特徴は、とぐろを巻いたナーガ(蛇神)の上に鎮座しているものが多いこと。光背もナーガのものもある。これはクメール独特のものなのかな。ナーガは日本の宇賀神とも関係があるように思うが(ググってもよく分からんかった)。

気になったのは、ハヌマーンというヒンドゥーの猿神。片足を上げて両手を広げたポーズが可愛いのだ。孫悟空のモデルという説もあるみたい。

思ったより見仏ファンも楽しめる展示だった。実際にアンコールワット周辺の遺跡にも一度行ってみたいのだが、いつになることやら。