松屋銀座「池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」

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明治以降、欧米のファッションの影響を最も受け、想像性に溢れた服飾デザインが芽生えた昭和元禄にスポットをあて、今でも“おしゃれ”の先端を走る東京銀座で、池田重子コレクション「日本のおしゃれ」展を開催します。

「日本のおしゃれ」展は、「きもの」デザイナーとしても著名な池田氏の貴重なコレクションから、明治・大正・昭和初期までの「きもの」に、毎回半襟から帯、帯留まで取り揃えボディに着付けをして現代にも通用する四季折々の「きもの」のおしゃれを演出してきました。

渋くて粋な着物や、華やかな着物、精緻だが楽しい帯留、等々。目の保養になる。

着物(和服)の生地感や発色には、洋服のそれとは全く異なる魅力がある。こういう伝統が廃れてしまうのは勿体ないので、何とか次世代にも残したいものだ。

日本人はもっと和服を着るべきだと思う。洋服を着ている限り、いつまで経っても日本人は西洋人にコンプレックスを抱き続けなければならない気がする。これは悔しい。

"LEON" という雑誌を読んでると、そんなにイタリア人のマネしたければ、イタリアに帰化したら? と思ってしまう。イタリア人が世界一洋服の着こなしが上手いことは、大いに認めるところなのだが。

…とか何とか偉そうなことを書いちゃったけど、実は僕も全然和服を着ないのであった。てゆーか、ほとんど着たことがない(汗)。何とかしたいなー、とは思っているんだけど。

和服復活のカギは、和服自体を現代的に進化させることかな。洋服だって、100年前と今では随分違うもん。特にカジュアルウェアにおいては、それが顕著。100年前には、ジーパンなんてマトモな身分の人は絶対穿かなかっただろうし、スニーカーなんてなかったし*1

この本は、どんな内容かな?

アンティーク&チープにKIMONO道 (Shodensha mook)

アンティーク&チープにKIMONO道 (Shodensha mook)

*1:ちなみに、リーバイ・ストラウスがヤコブデイビスと共に金属リベットによる衣服補強方法の特許を取得したのは1873年Converse創業は1908年。