日経新聞: 新風シリコンバレー「ビジョナリーの洞察力」
また日経新聞の紙上の記事より。今日は真面目。
恥ずかしながら「ビジョナリー」という言葉、僕は今まであまり意識していなかった。
米ヤフー創業者のジェリー・ヤンとデイビッド・ファイロ、グーグル創業者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ、古くはアップルのスティーブ・ジョブズのような人を、CEOとは別の概念としてビジョナリーと呼ぶそうだ。
あえて定義すれば「技術革新の先行きとそれが及ぼす影響を見通す特殊な能力を持つ天才」ということになるだろう。
HPを解任されたカーリー・フィオリーナについても言及している。
彼女が力を入れたパソコン事業は標準・汎用化の典型。CEOとしては優れていたかもしれないが、少なくともビジョナリーではなかった。
デルのマイケル・デルはたぶんビジョナリーではないんだろうな。でも大成功している。まあ、成功するにはいろんなやり方があるということか。
ところで、ビジョナリーになりたいって人は多いと思うけど、限られた人しかできないと思うよ。一種のアーティストだからなあ。
さて、この記事は以下のように結んでいる。
さて、日本のベンチャー界を代表するビジョナリーは誰だろうか。少なくとも「株主が喜びさえすればいい」と公言するような人でないことは確かだ。
ホリエモンのこと?(笑) 名前を出すのは野暮だと思ったけど、検索エンジン対策で書いちゃった(汗)。
ビジョナリーといえば、この本なのか。
- 作者: ジム・コリンズ,山岡洋一
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1995/09/26
- メディア: 単行本
- 購入: 33人 クリック: 196回
- この商品を含むブログ (276件) を見る