Bunkamuraザ・ミュージアム「スイス・スピリッツ‐山に魅せられた画家たち」

Giovanni Segantini
http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/switzerland/index.html
要するに、スイスの山々の風景画の歴史。18世紀から現代の作品まで。春はこんな眺めのいい絵がいいかと。
まず気に入ったのは、19世紀の画家アレクサンドル・ホドルの『ベルナー・オーバーラント高地にて』『ルチェルン湖』という作品。水しぶきや影の描き方の巧みさに感心した。
フェルディナント・ホドラーの『ブライトホルン』は、派手(?)な色使いで描かれた山の風景画。こんな山の描き方があるんだな。
でも、もしかして最高傑作なのは、マルクス・レーツの『これだってニーセン山』かも。針金で単純に山を表現しただけなのに、十分にニーセン山に見えるね。
それにしても、これらの画家(アーティスト)は、日本ではイマイチ有名じゃないみたい。ググッても日本語の情報があまり出てこないや。ジョヴァンニ・セガンティーニは、さすがに有名みたいだけど(大原美術館にも作品があるし)。
モニカ・シュトゥーダー&クリストフ・ファン=デン=ベルクの『アルプス観光ホテル』という作品は、インターネット上でも体験できるよ。ただ、ネット上では画面が小さいのが残念なところ。微妙に動作が遅いようだし。
http://www.vuedesalpes.com/