鎌倉 極楽寺

鎌倉極楽寺九十一番地
4月の3日間しかご開帳しないという秘仏を見に行った。開帳時間は短いので、本当は事前に調べる等した方がいいみたい。僕は偶然セーフだったけど。正午に行けば問題ない(たぶん)。
その秘仏とは、清涼寺式釈迦如来立像(鎌倉時代)。本物とはちょっとお顔の雰囲気が違うような…。目が怖い? その周りを十大弟子像(鎌倉時代)が取り囲む。
右端にもうひとり釈迦如来がいらっしゃって、こちらは坐像(鎌倉時代)。手が転法輪印を結んでいるのが珍しいそう。顔は鎌倉時代らしく端正だが、丸顔。
左端には、不動明王像(平安時代・12世紀)。元々は島根・勝達寺のご本尊だったのだが、明治の廃仏毀釈でいろいろあって極楽寺に拾われたのだそうな。
上記仏像は、いずれも国指定重要文化財
極楽寺は、鎌倉時代に忍性菩薩が開山した真言律宗名刹。往時は大きなお寺だったそうだが、今はこじんまりしている。
ところで、帰宅後酷い頭痛で寝込んでしまった。きっと花粉にやられたんだな。バチが当たったわけではないと思う(汗)。この時期の郊外への外出は、気をつけよう。