東京藝術大学大学美術館「エルンスト・バルラハ展」

バルラハ―神と人を求めた芸術家
エルンスト・バルラハ展
ドイツ表現主義彫刻の巨匠だそうで。ふーんって感じで観に行ったんだが。…バルラハさんゴメンナサイ、これは凄いや、圧倒されました。
何が僕にアピールするのか自分でもイマイチ分析できていないのだが、もしかして仏像に似た魅力があるのかもね。『物乞い女』の手は与願印に見えなくもないし、『闘う天使』は法隆寺金堂の釈迦三尊像の脇侍に見えなくもない(?)。バルラハ自身も、日本の仏像を評価していたみたい。
『復讐者』は、構図が面白い。いろいろな角度からじっくり楽しめる(作品のテーマは重そうだが)。

アートスケープのレビューにて、「平櫛田中の彫刻にも似ている」とあった。確かにそうかも。