週刊日本の仏像 No.50「広隆寺 弥勒菩薩」

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魅惑の仏像 弥勒菩薩―京都・広隆寺 (めだかの本)

週刊日本の仏像も、今号が最終号。最後を飾るのは、国宝第1号でもある広隆寺弥勒菩薩半跏像宝冠弥勒)(朝鮮三国時代または飛鳥時代、国宝)。
半跏思惟像のキモは、頬に添えた右手だと私は考えている。そう言った意味では、この宝冠弥勒は素晴らしい。広隆寺にもう一体ある宝髻弥勒は、ちょっと惜しい。ちなみに中宮寺の菩薩半跏像が、個人的には最高傑作。
弥勒以外にも、広隆寺には国宝や重文の仏像がいっぱい。中でも仏師長勢が造ったという十二神将立像平安時代、国宝)は、素晴らしいデキだと思った。
ちなみに私が広隆寺に訪れたのは、数年前の真夏。とにかく仏像が納められた新霊宝殿が暑くて暑くて、往生した記憶がある。空調施設がなく、風通しも悪かったんだよね。
その他、今号は最終号ということで、今までのまとめ記事もあり。お疲れ様でした。