『ハウルの動く城』(2004年)
前半は楽しく観たのだけど、後半は内容がよく分からなくなって置いてけぼり状態……。あとでネットでいろいろ調べてそれなりに意味は分かったのだけど、初見でしっかりと内容が分かる人はどれくらいいるのかな。宮崎駿作品でこんな気分になったのは初めて。
特に、肝心の「動く城」の仕様がよく分からなかったのであった。あと20分くらい時間を延長すると、私でも分かるように説明できたのかも。
木村拓哉の声優ぶりが話題になったが、演じたハウルがある意味スケコマシ(?)的なイヤなヤツなので、役柄とよく合っていたような気がする。もしかして、キムタクが演じたからイヤなヤツに見えたのかもしれないけど。
さて、音楽はいつものごとく久石譲だが、主題歌は前作の『千と千尋の神隠し』に引き続き木村弓が作曲している。歌うは主人公のソフィーを演じた倍賞千恵子。
サントラの中で特に印象的なのは、久石譲が作曲した『人生のメリーゴーランド』だろう。ワルツ調の優雅な曲。